「赤ちゃんを授かりたい」その切なる思いを応援します
結婚して子供を授かり、出産することは、人生の一大イベントであり、夫婦の大きな喜びです。ところが、現在日本では約10%の夫婦が不妊の状態にあると言われています。不妊とは、普通に性交をして、とくに避妊をしていないのに2年以上妊娠しない状態のこと。とはいえ、最近は結婚年齢が遅くなっているので、結婚後1年経っても妊娠しなければ検査したほうが良いとされています。特に40歳が近ければ1年待つのは遅すぎます。
排卵の有無を確認するために、1〜2ヵ月記録します。 基礎体温は、病院を受診する前からつけておかれると、時間短縮にもなりスムーズです。
妊娠に関する各種ホルモンを測定して、排卵の有無や排卵障害の原因などを調べます。甲状腺機能のチェックも必要です。
卵巣は年齢とともに老化します。自分の卵巣は年齢相応なのかを調べます。
子宮口から水を通して卵管が閉鎖していないかを確認します。
排卵期の性交4〜5時間後に、子宮頸管内の精子の数や運動率などを検査します。
排卵日を正確に診断し、性交のタイミングを指導します。
排卵障害がある場合は、排卵誘発剤による治療を行います。
排卵日を正確に診断し、精子を直接子宮腔に注入します。
漢方薬が不妊に効果があることは、昔から知られていました。一人ひとりに合った漢方薬を服用すると、血流がよくなって冷え性が治り、ホルモンバランスが整って、妊娠率が上がります。
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なお、体外授精や人工授精をされる方も、漢方薬が体調を整えて妊娠率を上げることに役立ちます。
しばらくこのような治療をしても妊娠しなければ体外受精(C-IVF)や顕微授精(ICSI)など高度な治療が必要となります。そのような時は優秀な専門医を紹介させて頂きます。